治療後の経過と注意

しみ(老人性・日光性色素斑)

• 治療後はヒリヒリした刺激感がありますが、数時間で落ち着いてきます。
• 当日から洗顔は可能ですが、患部をこすらないようにお気をつけ下さい。
• 照射直後は白っぽくなりますが、しだいにカサブタ(こげ茶～黒色の薄い膜のようなカサブタ)になります。カサブタが取れるまで(1～2週間程度)テープで保護して下さい。
• カサブタが剥がれた後に新しい皮膚ができますが、最初皮膚は薄く、ピンク色の状態になります。色素沈着予防のため、当院では2週間後の再診時より美白剤と日焼け止めの外用をおすすめしております。
• レーザー照射後1ヶ月程度で、炎症後の色素沈着が起こることがありますが、通常3ヶ月～半年ほどで薄くなり治療完了となります。

あざ・タトゥー(刺青)

• 色の種類や濃さにもよりますが、一度の治療で完全に除去することは難しく、1～3ヶ月おきに複数回の治療をすることで徐々に薄くなります。3～8回程度かかることが多いです。
• 術後は、やけどのようなヒリつきやじくじくが1～2週間程度続くため軟膏塗布とガーゼ保護が必要です。
• ご希望により、Ｑスイッチ YAGレーザーで除去できない部分や除去した後に残った(刺青を彫った際に生じた)傷跡に対して、削るタイプのレーザーであるスーパーパルス炭酸ガスレーザーやeCO2フラクショナルレーザーを用いて治療します。これは、傷跡をぼかす目的であり瘢痕は残ります。